参議院選挙が始まりました。
8時~20時までは騒音に悩まされる日々が2週間ほど続くことになります。
あまりにもうるさく、日常生活に支障がある場合にはお近くの選管まで^^;
時事ネタでつかみはオッケー(?) ということにして、本題。
筆者は中途入社で今の会社に入った為、社歴的には先輩ばかりの状態です。
しかし、年齢的には20代の社員が多いので教える立場になることもあります。
当然、教わる立場でもあります。
教わるのはよいとして、教える為の元ネタってどうやって仕入れているのか?
「そんなの経験だよ」
と割り切れる方にはつまらない話だと思いますが、書いてみようと思います。
人に物事を教える(若しくは伝える、でも可)というのは存外大変な作業です。
相手の持っているであろう知識や概念と、教える物事の溝を埋めたり橋をかけたりする作業と言ってよいでしょう。
(脱線ですが、企業の採用において高学歴者(それも難関校)を優先する背景の一つは、知識や概念の量の多さと質の高さを期待するがゆえと考えることが出来ます)
ということは、少なくとも教える物事を相手に認知させるのに必要な知識や概念を理解していないと、この作業を行うのは困難ということになります。
では、教える為に必要な知識や概念はどうやって仕入れるのでしょう?
一つのアプローチは、
「自分が理解した時のことを覚えておく」
です。
どのような知識や概念からその物事を理解したのか?
これと同じ道筋をたどれば他の人も理解できるはず。という考え方です。
汎用性は低いですが、比較的容易に実践可能です。
何故汎用性が低いかと言うと、自分自身と同じような知識や概念を持っている人でないとうまく教えることが出来ない為… 同じような背景の持ち主同士ならば有効ということですね。
もうひとつのアプローチは、
「物事を他の物事と結び付けて理解する」
です。
筆者はこちらのアプローチを好んで行います。
AとBは~~が同じで**が異なる、という感じに理解しようとすると、何らかの基準が必要になります。
例)
「ご飯とパンは炭水化物の塊という点で同じだけど、形状(粒食と粉食)が異なる。」
ここでは、「炭水化物(成分)」と「形状(見た目)」が基準として出てきます。
どちらも大体の人が理解できる一般的と言ってよい基準です。
このような基準を使うことで自身の理解も他者への説明も円滑にできないかなぁ、と考えていたりします。
知識や概念の仕入れ方はどのアプローチを選ぶにしても、「聴く(または読む)」という作業なしには成り立ちません。
身近に多くの知識などの持ち主がいるのであれば、進んでその言葉を聞き、理解しようと脳をフル回転し、自分なりの解釈を質問として投げかけてみるのが一番ですね。
「門前の小僧、習わぬ経を読む」 ではありませんが、お経に接する日常を送ればお経を読めるようになってしまうわけで。
今日聴いたことを、明日誰かに教えるくらいの意気込みでいると、自分自身の力になるのではないかなぁ、と思います。
やまなしおちなしいみなしですね^^;
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