今現在は緊張が高まっているだけですが、朝鮮半島の休戦状態が破られる可能性が出てきています。
現状は以下の通り
①当事国1:韓国 ⇒ 強硬姿勢。南北交流・交易の原則中断
②当事国2:北朝鮮 ⇒ もっと強硬姿勢。でも、食糧どうするんでしょうね?
③周辺国1:米国 ⇒ 韓国の主張を支持
④周辺国2:中国 ⇒ 米国寄りながら、態度不鮮明
⑤周辺国3:ロシア ⇒ 韓国に冷静な対応を呼びかけるも中立に見える。
⑨おまけ:日本 ⇒ 韓国追従、韓国マンセー状態。無為無策
発表だけ見ていると、韓国は軍事衝突を避けたい意向。
北朝鮮はいつもの脅し文句ですが、日本相手と違って陸軍が普通に進軍できる半島内の事なのでちょっと危険。
米国は表面上よその国際紛争が落ち着きを見せているので、この機会に北朝鮮を叩くつもり?
中国は賢く様子見中。ある意味一番の利害関係があるので慎重なのかも。
という雰囲気を感じるのですが、あと1,2個イベントをこなしてから双方の兵力の移動があれば交戦状態になりそうな感じです。
さて、ここでの日本の取るべき最善の手の一つは援助をちらつかせての交渉です。
と言っても、「**したら援助するよ」ではなく、「わがまま言うなら何もあげないよ」方式の交渉です。
モノや金を持っている国が強いのは自明ですが、日本はその生かし方が下手な国の一つです。
そんな国が北朝鮮への援助の最大の財布になっているので… 聞こえの良いことを米国なり韓国なりに言われてホイホイと金を出す羽目になる。
「日本の援助なしで半島を安定させられるならやってみろ」くらいの気概でふんどしも財布のひもも引き締めてかかること。
それが、「わがまま言うなら何もあげないよ」方式です。
日韓基本条約で韓国の最大の関心事が援助額と援助の名分であったように、平壌宣言で北朝鮮側の最大の関心事が援助であったように、半島は自分たちだけで発展していくだけの資源と知恵が不足しています。
日本が文明開化で「追いつけ追い越せ」と欧米を追いかけた資本である江戸時代までのあらゆる蓄積などというものはないのです。(日韓併合前の李氏朝鮮時代までさかのぼっても、状況は同じ… どころか、併合時の半島統治の蓄積は東南アジア諸国に「最貧国でも先進国になれる」と言わしめたほど)
ならば、韓国が日本からの経済協力という名の財政援助で発展の基礎を築いたように、北朝鮮も何らかの巨額援助でしか発展の基礎は築けないでしょう。
発展の基礎の原資を期待される日本は、その立場を理解してここは強気で対応するのが良いのです。韓国に寄り添う形ではなく日本の国益を前面に出す形で。
「拉致被害者を還せ。 朝鮮総連はろくな事をしないから潰すぞ。 日本を狙うなら先制攻撃の準備をするぞ」 と。
(※1、拉致被害者については全員生存というのは厳しそう… でも、生存している前提で要求を突き付ける。死んでいるという証拠がありませんからw)
(※2、朝鮮総連が朝鮮系信用金庫の金を無理な融資で吸い上げたのは明白。公的資金突っ込んでいますので、国が朝鮮総連に取り立てても民意を盾になんとでもなる(違法かもしれませんけどね。総連自体が法に照らすと微妙))
(※3、中国のミサイルも日本を狙っているともっぱらの噂。北朝鮮にしてみれば日本の軍拡は自身よりも味方である中国の不興を買うのです)
モノが不足気味になって景気が良くなるという、朝鮮特需の再来になれば多少景気も良くなるでしょうけど、正直現代では期待薄です(供給側が多いので原材料が値上がりして利益が減る)
せめて国益優先で動いてほしいものです。
今回は技術関係なしの話題でした。
たまにはコラムの真似して書いてみたかったので、時々やるかもしれません^^;
ツイッターなどで政治家の言動を見てみると、党利党略レベルの発言が多すぎ。
これじゃ、今回の半島騒動で日本が利益を得るのも難しいです。
ますます投票先がなくなるなぁ… 白票かな、これは(哀
0 件のコメント:
コメントを投稿