2010年5月29日土曜日

便乗企画

某ブログにて、自分のブログの名前を検索してみた結果がありましたので、便乗してみます。

ちなみに、検索ワードは「閉ざせしWebの通い路」です。
特にそれ以外を付加することはナシでやってみました。

~google~
 いわずと知れた、このブログを作ったところ… もとい、世界最大手の検索エンジン
1ページ目の5件目で出てきました。

~infoseek~
 1ページ目の1件目で出てきました。恐るべし

~yahoo!~
 やはり1ページ目の1件目。
infoseekでもそうでしたが、相互リンクしているブログが上位に引っかかってくる。

~excite~
 1ページ目の1件目。
出てくる順番がinfoseek,yahooと同じなのが面白い。

~goo~
 出てきませんでしたw
さんざんgoo mailのトラブルについて書いているからかな?

~MSN~
 1ページ目の1件目に相互リンク先ブログが出てきている。
しかし、このブログ自体は出てきませんでした orz

と、そんな感じで比較的引っかかってくれている様子です。
にしても、gooについては作為を感じる…

今回は山ナシ落ちナシ意味ナシでしたw

2010年5月28日金曜日

失業率と給与明細

先日、筆者の勤め先で新卒向けの会社説明会がありました。

参加者は数名だろうという予想を上回り、説明会会場の席を増やすのに苦労するという嬉しい誤算。色々特徴のある学生さんが来てくれた様子です。ただ、これを喜ぶわけにもいかないのですよね。
  内定率8割=5人に1人は職が決まらない
これが現状なので、今就活をしている学生の苦労がうかがえます。

苦労しているのは学生だけではなく…
勤め先までの道のりに職業安定所があるのですが、出勤途中(朝8:30ごろ)に職安の建物の周辺に行列が出来ていることがしばしばあります。
30人~40人くらい並んでいる感じですが、求人を探しに来た求職者ですね。
職安の求人票は早い者勝ちというわけではない(いい人材が応募して、採用されてしまえば早い者勝ちになりますが…)ので、早朝から並ばなくてもと思うのですが、そのくらい厳しいということでしょう。
尚、行列が歩道を塞いでしまうのが困りものw

そして、現在仕事を持つ人にも影響が。
昨日、雇用保険の保険料率変更の連絡が来ました。
従業員の支払う(天引きですが)保険料が、従来の1.5倍になるそうです。

……
………
1.5バイ?ナニソレ(゜Д゜)ポカーン

あー、こうやって書くとショッキングな出来事に見えちゃいますよね。
1.5倍と言っても、4/1000⇒6/1000 に変更になったというだけです。
今まで1000円だったのが1500円になるイメージですね。
尚、これが厚生年金が1.5倍だとシャレになりません。(現在16%ほどなので、労使折半としても8%。月20万もらっている人なら8%で16000円。これの1.5倍だと8000円Up…)

昼食一食分程度の値上げなのでそこまで大変なわけではありませんが、大変な問題の始まりと言えます。
何せ、雇用保険の受給期間は決まっているからです。
加入年数と年齢によって期間が変わってきますが、受給期間が終わってしまえばそのあとは何も保障がありません。
就職できればいいのですが、そうでなければ親類に頼るか、生活保護を受けるか、というレベルのセーフティーネットでの生活となります。
親類に頼れる場合問題は少ないのですが、生活保護を、となると国や地方の負担が増えるので歳出削減か増税につながります。

と、深刻っぽい話をしてみました。
この辺の問題を解決する具体策を提示する政治家の登場が望まれるのではないかと思いますね。

2010年5月27日木曜日

半島烈震

今現在は緊張が高まっているだけですが、朝鮮半島の休戦状態が破られる可能性が出てきています。
現状は以下の通り
 ①当事国1:韓国 ⇒ 強硬姿勢。南北交流・交易の原則中断
 ②当事国2:北朝鮮 ⇒ もっと強硬姿勢。でも、食糧どうするんでしょうね?
 ③周辺国1:米国 ⇒ 韓国の主張を支持
 ④周辺国2:中国 ⇒ 米国寄りながら、態度不鮮明
 ⑤周辺国3:ロシア ⇒ 韓国に冷静な対応を呼びかけるも中立に見える。
 
 ⑨おまけ:日本 ⇒ 韓国追従、韓国マンセー状態。無為無策

発表だけ見ていると、韓国は軍事衝突を避けたい意向。
北朝鮮はいつもの脅し文句ですが、日本相手と違って陸軍が普通に進軍できる半島内の事なのでちょっと危険。
米国は表面上よその国際紛争が落ち着きを見せているので、この機会に北朝鮮を叩くつもり?
中国は賢く様子見中。ある意味一番の利害関係があるので慎重なのかも。
という雰囲気を感じるのですが、あと1,2個イベントをこなしてから双方の兵力の移動があれば交戦状態になりそうな感じです。

さて、ここでの日本の取るべき最善の手の一つは援助をちらつかせての交渉です。
と言っても、「**したら援助するよ」ではなく、「わがまま言うなら何もあげないよ」方式の交渉です。
モノや金を持っている国が強いのは自明ですが、日本はその生かし方が下手な国の一つです。
そんな国が北朝鮮への援助の最大の財布になっているので… 聞こえの良いことを米国なり韓国なりに言われてホイホイと金を出す羽目になる。
「日本の援助なしで半島を安定させられるならやってみろ」くらいの気概でふんどしも財布のひもも引き締めてかかること。
それが、「わがまま言うなら何もあげないよ」方式です。

日韓基本条約で韓国の最大の関心事が援助額と援助の名分であったように、平壌宣言で北朝鮮側の最大の関心事が援助であったように、半島は自分たちだけで発展していくだけの資源と知恵が不足しています。
日本が文明開化で「追いつけ追い越せ」と欧米を追いかけた資本である江戸時代までのあらゆる蓄積などというものはないのです。(日韓併合前の李氏朝鮮時代までさかのぼっても、状況は同じ… どころか、併合時の半島統治の蓄積は東南アジア諸国に「最貧国でも先進国になれる」と言わしめたほど)
ならば、韓国が日本からの経済協力という名の財政援助で発展の基礎を築いたように、北朝鮮も何らかの巨額援助でしか発展の基礎は築けないでしょう。
発展の基礎の原資を期待される日本は、その立場を理解してここは強気で対応するのが良いのです。韓国に寄り添う形ではなく日本の国益を前面に出す形で。
「拉致被害者を還せ。 朝鮮総連はろくな事をしないから潰すぞ。 日本を狙うなら先制攻撃の準備をするぞ」 と。
(※1、拉致被害者については全員生存というのは厳しそう… でも、生存している前提で要求を突き付ける。死んでいるという証拠がありませんからw)
(※2、朝鮮総連が朝鮮系信用金庫の金を無理な融資で吸い上げたのは明白。公的資金突っ込んでいますので、国が朝鮮総連に取り立てても民意を盾になんとでもなる(違法かもしれませんけどね。総連自体が法に照らすと微妙))
(※3、中国のミサイルも日本を狙っているともっぱらの噂。北朝鮮にしてみれば日本の軍拡は自身よりも味方である中国の不興を買うのです)

モノが不足気味になって景気が良くなるという、朝鮮特需の再来になれば多少景気も良くなるでしょうけど、正直現代では期待薄です(供給側が多いので原材料が値上がりして利益が減る)
せめて国益優先で動いてほしいものです。

今回は技術関係なしの話題でした。
たまにはコラムの真似して書いてみたかったので、時々やるかもしれません^^;

2010年5月25日火曜日

設計飛翔? ~Optional presence~

ちょっと久しぶりかもしれない、元ネタありのタイトルです。
今回は簡単すぎるので元ネタ当てクイズはなしで^^;

システム開発の現場では、一般的なイメージに反して文書作成や調査に多くの時間を割きます。
筆者の経験&印象では、設計:製造:試験=4:2:4(または5:2:3)であると思っているほど、プログラミングの時間(=製造工程)は少ないのです。
プロジェクトの改善を考える際には、必然的に時間をかける部分の改善をまずは考えることになりますので、設計と試験の議論がよく行われます。
設計と試験では、設計のほうが先に行われ、又、試験項目の作成は設計書を元にするのが原則なので、試験の議論の前に設計の議論を行うのが良いのですが、今回は社内での設計に関する議論から思い浮かんだ話です。

前提として、システム開発によく用いられている開発手法の説明を。
開発は「要件定義」⇒「設計」⇒「製造」⇒「試験」⇒「納品」(⇒「運用」) という流れで行います。
以前もちょっと書いた記憶がありますが、
 「要件定義」:システムで実現したいこと/やりたいことを整理する
 「設計」:要件定義を満たすために、どのような仕組みを作ればいいか考える
 「製造」:設計通りにシステムを作る
 「試験」:要件定義を満たしているかどうか、又、システムがちゃんと動くか確認する
 「納品」:システムを利用する人のもとに届ける
 (「運用」:システムが日々ちゃんと使えるように管理を行う)
と読み替えてもらえれば理解しやすくなるかもしれません。
実際にはそれぞれの工程で本や論文が山ほどあるのですが、そういうのは専門家にお任せで
…SEは専門家じゃないのか? 専門家ですが、本とかに体系だてて書く気はありませんよ。

上記の4工程(納品は重要だけど開発工程というのも微妙なので除外です)のそれぞれで文書(ドキュメントと呼ぶことが多いです)を作るのですが、文書作成は時間も手間もかかるので営利企業にしてみれば最低限に抑えたいのがホンネです。
そこで、最低限必要な文書を整理しようという試みが社内で行われています。
筆者も参加していますが、建前論と現実とを行きつ戻りつする不思議空間となっています。
そこではあまり言うべきではない、小プロジェクトでの開発方法についてが今回の本題です。

設計は一番重要な工程です。
しかしながら、2,3人程度のプロジェクトにおいてはメモ書き程度の設計で製造を行ったほうがよいことがしばしばあります。
 ・規模の小さいシステムであること
 ・開発メンバーが固定されており、人数が3名程度であること
この条件を満たす場合、実は設計書作成がプロジェクトの大きな枷になります。
設計書は、要件の確認と製造の実現可能性の裏付けの意味がありますが、これは略式の設計書で十分に対応できます。
一般に言う設計書だとずいぶんといろいろ書き込む必要があるのですが、色々書く理由が多くのメンバーで設計を共有することとシステムに齟齬や矛盾がないようにすることなので、人数が少なくて規模の小さいシステムだと… いらないんですよね^^;

PDCAサイクルを回す場合はそうも言っていられませんが、設計工程をほとんど飛ばして製造に、なんて荒業も時には必要かなぁと思います。


2010年5月21日金曜日

情報伝達ツールとしての履歴書

首相が韓国の軍艦沈没の件で韓国支持を表明、までは良いのですが、先頭に立つとまで言い切るのは困ったものですね。
水飲み鳥(画像)じゃあるまいし、一度首を突っ込んだら引くのが難しいって理解しているのかな?
北朝鮮にしてみれば明白な敵意の表明になるので、防衛体制をちゃんと取った上でこういう発言をしてほしいものです。
  奇襲されました⇒市民が犠牲に
はもちろんのこと、自衛隊員に出る損害も最低限にするためにも、喧嘩を売るのは体制を整えてからがよいですね。

さて、導入がやたら長くなってしまいましたが今回は履歴書の話です。
本日、会社説明会が筆者のいるフロアの会議室で行われたのですが、就活といえば履歴書などの書類の話がつきものです。
黒々と書き込まれた履歴書があったとかで、ふと自身の就活(新卒&転職)を思い出しました。

筆者の書く履歴書は、はっきり言って白いです(笑
というのも、だらだらと長く書くよりも応募先の企業の今後の展望と自分自身の将来とを重ね合わせる作業が優先なので、長い自己アピールを考える余裕はありません。
また、自分が履歴書を読む側だと仮定すると、2,3行でインパクトのある人のほうが話を聞いてみたいと感じます。
履歴書は面接まで進むための資料なので、「この応募者と話してみたい」と思わせることができればよいわけです。

新卒の頃も、転職活動をした去年~今年も、就職は厳しい時期でした。
その為、応募者は色々工夫をしていますが、履歴書に目一杯書き込むのは熱意は伝わっても肝心の伝えたいことが伝わりづらいのかな、と思います。
 学歴・職歴で、その人の知識経験の類推が出来ます。
 資格で、その人がどういうことに力を入れて勉強しているのかが見えます。
それ以外の項目は、面接時の話のネタの要素が強いように感じます。
実際に面接で、面接者が履歴書に目を落としてから「**と書いていますが…」という話の振り方をするケースがよくありました。
このような場合にうまく応対できるかどうかが合否の判断基準になる様子です。
ちゃんと自分なりの考えを伝えることができれば、応募者に出来ることはそこまで。あとは採用側がほしい人材に合致しているかの問題に移ります。
この応対が人柄の評価や、仕事上の応対などの評価になってくるので…

面接が主、履歴書が従。この考え方で良いのではないかな? と思います。
履歴書送付だけで不採用とか見送りとかの言葉を見続けている人には厳しい言葉になりますが^^;


2010年5月20日木曜日

時事ネタが豊富

何のひねりもありませんが、時事ネタが豊富にあるので取り上げてみようかと思います。

 1、宮崎の口蹄疫
ようやく政府が本腰入れて動き始めた様子。
初期(3月末)に疑い例があった件について中央が宮崎県を責めていますが、これは結果から言うと「風邪かと思ったら**っていう大変な病気でした」ってレベルの症状だったそうで、口蹄疫を疑うのは無理があったとか。
この例に代表されるように責任のなすりつけ合いになりかけている様子。
それでも4月には対策が始まっていたので、GWに赤松大臣が外遊で対応が遅れたというのは大問題かと。民主党が野党だったら首相に任命責任を問うていたのではないかと思いますねw
現場視点のレポート(http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100517/214459/)も出ています。(このページを開くと宣伝っぽいものが出てきますので、右上のスキップを押すのを推奨)
 2、韓国の軍艦沈没
韓国が「北朝鮮に沈められた」と断言。
英、米、豪、スウェーデン4カ国も参加する調査団の調査結果が気になるところ。
六カ国協議の再開が遠のくので日本としてはここでゴタゴタするのは微妙!?

 3、羽生名人が4連勝で防衛
現役棋士に3人(谷川・森内・羽生)も永世名人資格保持者がいる中での7期目。
1~3局が同じ戦形だったので第四局も? と期待したものの違う戦形でした。
第四局の話題が対局自体より、対局者より、立会人であったあたりが面白い。
立会人(正)は加藤一二三九段。猫の餌やりの裁判が第四局の直前にあったのでw

 4、goomailでシンプル版の具体的な話
4/1のリニューアル以来、大型の失敗プロジェクト例としてウォッチしてきましたが、シンプル版と言っていたものの情報が出始めてきました。
相変わらずNTTレゾナントの経営陣など責任ある立場からの発表がないのですが…
あまり沈黙し過ぎているとgoo自体が信用を失うのではないかと思いますね。

2010年5月18日火曜日

短編 昨日1000億、今日100億 明日は??

東国原宮崎県知事のツイッターからの引用
『昨日は、首相が予備費から1000億の予算措置をするという報道があったが、今日になって、財務副大臣が、100億だと言ってるという報道。 』

明日には官房長官が「10億の予算措置をします」とか言っていそうで怖い。
民主党ならやりかねない、と読者のみなさんが思っているなら今の政権は危険信号が点ったと言えますね。
信用なしでは、どんな言葉も受け入れられないような気がしますので。



Twitterなう

ゆうめいじんもすなる『つうぃった~』といふものを、ふつうのにんけんもしてみむと…

あー、書きづらいw
土佐日記の真似なんてする物じゃないですね。
ちなみに、土佐日記の作者紀貫之ってネカマのはしりなんですよね…
数学者フェルマーは手紙では活発なのに日常生活では目立たない、いわゆるVIPerのはしりだったとか…
「ネットに新しいものなし」ということかな!?

今回はタイトル通り、Twitter(ついったー)を試してみたのでちょっと書いてみようと思います。
このTwitter、話題性だけで言えばIT業界でもTopクラスの代物です。
最大140文字の書き込み(これを「つぶやき(Tweet)」と呼ぶ)を自分専用のミニ掲示板に書き込むようなものですが、いろいろな工夫が人気の秘訣と感じました。

 工夫1:フォローシステム
フォローと言って、ブラウザのお気に入り機能のように他の人のTwitterを登録できます。
ブラウザの場合、お気に入り登録⇒日々の巡回 という流れになりますが…
Twitterの場合、フォロー⇒フォロー先につぶやきがあると自分のTwitterにリアルタイムで表示される
という流れとなります。
私の友人いわく 「知り合いの生存確認に便利かもしれない」 システムですね。

 工夫2:返信・リツイート
掲示板同様、返信が可能です。
また、リツイートの場合、公開するかたちの返信になる様子です。
他の人の会話を見るイメージですね。

 工夫3:モバイル対応
携帯からも書き込んでみたのですが、Twitter自体の操作性は上々でした。
筆者がキーボードに慣れ過ぎている(手で文字を書くときにもローマ字を思い浮かべるくらい^^;)ので、携帯の文字入力が面倒でしたがそれ以外は簡単に扱えました。
調子に乗って出先で見たことをつぶやきましたが、タイムリーに書き込めるのは良いですね。

処理にはAjaxっぽい動きがあるのですが、意識してリロードしなくてもフォロー先のつぶやきなどの有無を報告してくれるなど…
しばらく試してみる予定です。

2010年5月14日金曜日

goo mail 騒動  ~『フリー』ってなに?~

先日(5/7)、多少触れましたが、goo mailのリニューアルが大問題に発展しているのをご存知でしょうか?

まとめwikiからの情報となりますが、ITmadiaNewsに5/10に取り上げられてから、大手新聞社も後追いで取り上げ始めています。
状況の推移によっては各マスコミが取り上げるかもしれないですね。
特にgooの運営は「NTTレゾナント」が行っているのですが、ここの株主を見てみると…
 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 66.6%

 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 33.4%
とあります。NTTレゾナントのHPの企業情報からコピペしましたので(現時点では)間違いない情報です。
どちらの株主もシステム開発を生業とする人の多くが知っている/仕事をしたことがある大手です。
goo mailの広告出稿者やドコモの携帯の不買程度で済めば良いのですが、NTT系列すべてへの叩きが始まると困りますね。

goo mailのお知らせページというものがありますが、goo mailからのお知らせなどはここに出てくる様子です。
ちょくちょくチェックしていたのですが… ブログ(コメント可能)形式なので報道され始めてからのコメント数がちょっと恐ろしいことになっています。
5/13~5/14で概算400~500コメントとか。
流し読みをしてみると、だんだん2ちゃんねる化しているのがわかって鬱になりましたが「無料」であることに対する言い合い(議論じゃないです。あれは議論と言えるレベルじゃないです)を見ていて「フリー」についてちょっと考えてしまいました。

言い合いの主な考え方は2つ
 A:『無料なんだから提供する側のすることに従え』
 B:『無料とはいえ今まで使えていたものが使えなくなるのは問題』
マスコミに露出して以来、Aの書き込みが増えてきたあたりが面白いですね。
それぞれの考え方について考察してみると…

 <A>
 極端な表現をすると「使わせてやっている」考え方。
ある程度の独断専行ができないと何もできない状態に陥ってしまうので、提供側の都合で物事が進むのは当然と言えば当然。
しかし、提供側は無料とはいえボランティアをしているわけではないのを忘れている気がする。

 <B>
 SE的にはこの考え方は基本中の基本。
以前のシステムで実現できていたことを、リニューアル後のシステムで実現できないというのはよほどの理由が必要。

Aに全く理がないわけではありませんが、人として(少なくとも日本人として)道義とか何とかを考えると最低でもBの考え方でないとダメちゃう? と思えます。
「フリー」だからと言って、使えないものを提供してよいということにはならないということですね。
尚、使えないと一言で言っても色々ありますが、この場合は旧システムが使えた環境では新システムも使えること、が最低限になります。
メールは継続して使用してなんぼですので。

まとまらないですねぇ…
やはり自身が当事者の一人(筆者のフリーメールはgoo。学生時代から使っています)だと整理しきれないか……

2010年5月11日火曜日

反対の為のマニフェストの末路

いい感じに鳩山内閣が首吊り状態なのでこんなタイトルで。
普天間問題先送りは信用問題としては致命傷でしょうねぇ。自分たちで言い出したことだから誰もうらめないですけどね。

まずはマニフェストの再確認から。
1 ムダづかい
 国の総予算207兆円を全面組み替え。
税金のムダづかいと天下りを根絶します。
議員の世襲と企業団体献金は禁止し、衆院定数を80削減します。

2 子育て・教育
 中学卒業まで、1人当たり年31万2000円の「子ども手当」を支給します。
高校は実質無償化し、大学は奨学金を大幅に拡充します。
3 年金・医療
 「年金通帳」で消えない年金。
年金制度を一元化し、月額7万円の最低保障年金を実現します。
後期高齢者医療制度は廃止し、医師の数を1.5倍にします。

4 地域主権
 「地域主権」を確立し、第一歩として、地方の自主財源を大幅に増やします。
農業の戸別所得補償制度を創設。
高速道路の無料化、郵政事業の抜本見直しで地域を元気にします。

5 雇用・経済
 中小企業の法人税率を11%に引き下げます。
月額10万円の手当つき職業訓練制度により、求職者を支援します。
地球温暖化対策を強力に推進し、新産業を育てます。
 2009年のマニフェストの「民主党の5つの約束」を並べてみました。
 マニフェストが出た当時もあきれたものですが、今見てみてもほとんど実行に移されていないと感じる方が多いのではないでしょうか。
これ、自民に反対しつつ具体的っぽく見える政策の羅列なのですよね。
民主党の目指す国家のあり方が政策になったのではないあたりで既にダメだしが来ます。
尚、このマニフェストから国家のあり方を探ると、かなりの福祉国家になります。財政の破たんにリーチ、一発ツモると(以下略

財政面はさておき、自民の否定しかしてこなかった面々が政権与党になってしまったので既存路線の方針転換に力を注ぐのを国民は見続けているわけです。
やっていることが方針転換に過ぎないので得をする人と損をする人が入れ替わるだけなのですよね、これって。
単純に入れ替わって終わりなら良いのですが、入れ替わった結果今まで動いていた仕組みが動かなくなる可能性があります。一組織の仕組みなら問題ないですが、経済という仕組みに影響が出ているのが問題です。
良くも悪くも資本主義では金持ちと貧乏人のムラがあることが必要です。
資本は集中することで力を発揮しますし、わかりやすい成功の指標にもなります。
サラリーマン的にいえば、月々の給与の額がその人への評価、と言われれば納得する人が多いようなものです。(筆者はあまりこの手の評価を好みませんが^^;)
ムラが大きすぎる場合は国が調整することが必要ですが、「あるところからないところへの移転」を極端な形でやろうとしています。
「金持ちが散財をすることで景気が良くなる」というのは極端な例ですが、ある程度持っている中流以上の家庭が人並みに物を買ってこそ内需は維持されます。
しかし、「あるところ=金持ち」から露骨に金の移転を行えば、大金持ちはともかく中流程度のプチ金持ち(生活にあまり関係ないモノを買える程度の家庭)は自衛に走って消費を控えるでしょう。
また、国がムラを小さくしてくれるので苦しい状況からがんばって這い上がるよりも、生活保護なり最低補償年金なりで遊んで暮らしたいと考える人も出てくるでしょう。

反対の為のマニフェストでは、このあたりの問題に答えられません。
やるなら、
 ・公的機関の綱紀粛正と施策の本来の目的を踏まえた柔軟な運用を行うことを徹底させる
 ・産業の重点成長分野を指定し、国内はもちろん国際的な取引の為に行政が主体的になって行動する
 ・国家予算は歳入の範囲で組むこととする
これらを実現させれば今よりはマシな国になるでしょう。

ちなみに、筆者は去年、職についていない時期がありました。そのため国民年金に加入させられていたのですが、先日届いたねんきん定期便で、支払い済みの分が未納扱いされていました。
1月の二十何日かに納付したのですが… 定期便は「2月*日(5か6だったはず)」の情報で未納扱いとなっていました。
納付日から1週間以上たっても未納扱いって素敵ですよね。
ちゃんと納めても認識してくれないのですから、年金も消えるわけです。

2010年5月8日土曜日

情報は儚きソフトウェアの為に

タイトルにネタを盛り込みたい今日この頃。
元ネタがわかった方はお伝えください。口頭で一発で正解された方(先着一名)には銘茶一煎分を進呈します。

一昨日・昨日と将棋の名人戦第三局が行われていました。
棋界の第一人者:羽生名人に、あまり目立たないA級の常連:三浦8段が挑戦しているのですが…
羽生3:三浦0 という一方的な展開となりました。
尚、名人戦は7番勝負なので先に4勝したほうが勝ち。つまり、羽生名人の防衛にリーチですね。
2ちゃんねるで戦況の書き込みがリアルタイムで行われるのですが、その中に将棋ソフトでの解析結果を載せる人々が居ます。
チェスだと人間以上と評される「ディープ・ブルー (Deep Blue) 」が存在しました(現在は解体されています)が、トッププロに勝てる将棋ソフトは今のところないとされています。
解析結果を流し読みしてみたのですが… ソフトがトッププロに及ばないせいか、または対局者が悪手・凡手を指しているからか、ソフトの解析結果と実際の棋譜は随分異なっていました。

ソフトは過去の戦例(棋譜)を元に先を読むものが多いようですが、今回の棋譜を並べてみると一般に重要視されているものとは異なる要素で勝敗が決したように感じます。
異なる要素、とは 「玉の広さ」とでも言うものです。
私自身専門家でもなければライトな愛好家レベルなので用語が異なっているかもしれませんが、平たく言うと、『王将が安全に動ける範囲の大きさ』のことです。
相手の駒はもちろん、自分の駒も王将の逃げ道を塞ぐことがあります。実際に私自身、王将の左側に矢倉の組みかけの銀・金が居て右から相手の飛車が… 即詰み なんてこともありました。
この「玉の広さ」というのは、実はコンピューターで評価するのが難しい情報になります。
人間だと、視覚情報としてどこまで安全かが(ルールを知っている人なら)わかります。
しかし、コンピューターだとその判断には何手分かの読みが必要になります。
(実際には人間も読んでいるんですけどね^^; 大した読みではないことが多いので視覚情報のみで判断できることが多いです)

プロの対局は片方が詰まない形で、もう片方が詰む形になった時点で投了することが多いですが、詰む・詰まないを読みきるための情報をソフトに与えた時、コンピューターはトッププロと互角に戦えるのかな? と思います。


2010年5月7日金曜日

「全体」と「個別」の境目

タイトルを書いてから、なんて抽象的なんだろうと思ったのですが後悔も反省もせずに進めます。

私はSEなわけで、仕事と言えばシステム開発なり保守なりその他システム関連のよしなしごとをそこはかとなくやるわけで。
現在担当しているプロジェクトがASPであることからこんなタイトルが浮かんだわけです。

ASPはその性質上、1つのアプリケーションを複数名(複数企業)でそれぞれ利用します。
わかりやすい例としてはフリーメールがあげられます。
(Webサービスと混同している? SaaSはどうした?? まぁ、そこらへんは置いておいて^^;)
フリーメールにログインすると自分のメールボックスを利用できるのですが、そのメールボックスは自分のためだけに「個別」に作られたのではなく、アカウントさえ作れば誰でも使える代物です。
しかし、他の人のメールボックスを見ることはできないし、自分のメールボックスが見られることも(恐らく)ありません。

使う側としては便利なのですが… 作る側としてはなかなかに大変でもあります。
 「全体」 即ちそのアプリケーションの利用者のほとんどが使うであろう部分と、
 「個別」 即ち利用者によって 使う/使わない が割れる部分の切り分けが必要です。
個人ユーザ向けならば「個別」部分はオプションで選択可能(ブログのレイアウトなどがいい例です)にしておけば問題ありませんが、企業ユーザ向けだとそうもいかないことがあります。
個人だとシステムに合わせられるのに、集団(企業)だと合わせられない傾向にあるようで… システムを集団(企業)に合わせてほしいとなることが多いのです。
この要望に沿ってシステムを合わせて大変なことになったのが独SAPです。詳細は雑誌の記事(googleで「SAP アドオン バージョンアップ サポート」で検索するといくつか出てきます)を見てみてください。業界誌(?)では有名なので。

酷過ぎて例にもならないのですが、タイムリーな話題ですので取り上げると、goo mail なんかは「個別」にすべき仕様を「全体」に適用して大失敗をしつつある状況ですね。
3行でまとめると
  リッチ過ぎる画面にリニューアルし
  操作性やレスポンス・通信負荷を最悪に
  「全体」で喜ばれた機能は消え去った
ですね。
wikiまで作られている(新gooメール不具合まとめwiki)のですが、そこを見てみると、不具合以前にログインできない/画面が表示されない という素敵な状況です。
リッチ過ぎる画面は「個別」で欲しがる人がいる程度の代物で、「全体」に組み込むべきではなかったのかなぁ、と。
え? これの何処が『システムを集団(企業)に合わせてほしい』と繋がるのか?
実はgoo mailのリニューアルはNTTdocomoの携帯メールとの連携が大きな目的の一つだとか…
gooの運営はNTTレゾナントなので…
ちなみに、このgoo mail(リニューアル後)、リッチな画面はAjaxで実現しているとか…
Ajax=非同期通信JavaScript です。盛りだくさんで使うとこんなに酷くなるのか、と反面教師にしております。
Googleも盛りだくさんで使っている? いえいえ、通信が発生する頻度が全く違う様子です。
と、脱線が激しくなってきたのでここらで打ちきりです^^;