2011年1月6日木曜日

シンプルなシステム

あまりまとまっていませんが、現時点で筆者が考えている『シンプルなシステム』について少し書いてみます。

シンプル、とは何か?
構成がシンプル。
画面がシンプル。
機能がシンプル。
などなど・・・ 色々ありますが、ここではエンドユーザにとって『シンプル』であることとしてみます。

エンドユーザは何かをやりたいからシステムを利用するわけですが、やりたいことが最短手順(または時間)で実現できるのが『シンプルなシステム』ではないか? 筆者はそのように志向しています。
極端な例を言いますと、自動販売機などはシンプルです。
お金を入れて、ボタンを押せば品物が出てくる。
まぁ、これはやりたいことが買い物という単純作業(お金と品物の交換)なのでシンプルになるのも必然ですが、企業などの業務ではどうなるのでしょうか?

残念ながら、企業などの業務でここまで単純な作業はあまり残らないと思います。
自販機で代替してみたり、計算機で自動化してみたり、そのような20世紀末までに行われてきたITによる効率化レベルの話で済んでしまいます。
いわゆる、人を機械に置き換えるレベルの話ですね。
「うちには人がやっている単純な作業が残っている」、と主張する方も居ると思いますが、その単純な作業というものには例外が多数存在するのではないかと思われます。
若しくは品質保持に人手が必須である場合、ですね。

では、単純ではない作業をいかにシンプルに処理させるのか?
そこが『シンプルなシステム』作りの鍵になるのではないかと考えます。

一つのアプローチとして、「単純ではないものは単純になるまで分割する」があげられます。
数学の微積分を思い出すとわかりやすいのですが(忘れた、という人は、少しでよいので復習してみてください^^;)複雑な図形の面積であっても、線の集合として考えれば求めることが出来ます。
これをシステムに当てはめると・・・ 確かに単純な作業まで分割はできそうなのですが、手数や画面遷移・使用する機能が膨大になりそうです。現実的ではなさそうですね。

Webシステム、として考えると、いかにユーザに「見せない」か、が鍵だと考えます。
ボタンやリンクを極限まで減らし、かつ、左上から右下に進んでいけば処理を終えることが出来る。
ログインしたユーザが使わないボタン・リンクなどは一切表示しない・・・
これである程度のシンプルさは確保できます。
残念ながら、その先が筆者には見えていません。
恐らく、機能自体のシンプルさの追求が必要になるのですが・・・



書き出してみればまとまるかと思いましたが、そうは行かないですね^^;






他にもネタがあったようななかったような・・・
年末年始で全部忘れてしまったようです^^;

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