あけてみると数冊の本が・・・
そのうちの一冊を見てみたのですが、漢文で断片的にしか読めません。
気になって、表紙や奥付から調べてみたところ・・・
文政8年発行(?)の考經發揮という漢籍であることが判明しました。
リンク先は野田市立図書館のサイトですが、筆者が見た1ページ目と同じものの写真がありました。
『考経という書は漢代から今文古文あり』とか『清和天皇(※清和源氏の祖)の詔(みことのり)有り』とかはまだわかったのですが・・・ 一二点すら使えなくなっている自分に愕然としますね。
レ点くらいは何とかなるのですけどね・・・ 漢字自体の意味がちゃんと理解できてないと読めないです。
何となく調べた感じと、1ページ目を読んだ感じでは
『考経の解説書』
というものではないかな? と感じました。
ついでに考経も調べてみましたが・・・
孝の大体を述べ、つぎに天子、諸侯、郷大夫、士、庶人の孝を細説し、そして孝道の用を説く。
武帝の末魯共王が孔子の書院の壁から得たと称される、漆書蝌蚪の古文字によるものを「古文孝経」といい、これは「今文」の18章のほかに閏門章があり、「今文」の庶人章を2章に分け、聖治章を3章に分け、全22章。古文孝経は梁代に散佚し、隋代に再発見されたが、隋代のものは偽書の疑いが高いとされる。
wikipediaより引用です。
ここに『今文』『古文』が出ているので、これが1ページ目の冒頭に書いてあるのかな? と思われます。
筆者はあまり儒教に関心がないので読み進めてみようという気はなくなりましたが(それ以前に漢文のハードルが高いのです)、何でこんな本が? という面白い出来事でした^^