2010年7月6日火曜日

小ネタ 類似性の多すぎるマニフェストたち

参院選投票日が近づいていますが、投票先は決まりましたでしょうか?
筆者は… いまだに決定していません。

雑誌に載っていたネタなのですが、「たちあがれ日本」と「民主党」のスローガン(?)が酷似しているのをご存知でしょうか?
「たちあがれ日本」は
強い経済、強い財政、強い教育、強いふるさと」
「民主党」(正確には菅総理)は
強い経済、強い財政、強い社会保障」 
ちなみに、「たちあがれ日本」は民主党の打倒を主張しています。

又、こちらは新聞でも取り上げられていますが、
「自民党」のマニフェストとして、消費税を10%にするというものがありますが、こちらも「民主党」が参考にすると言って、実質的に消費税を10%に すると言っている状況です。
それにしても埋蔵金は何処に行ってしまったんでしょうねぇ… 消費税上げの前に無駄の削減、と言っていた頃の民主党も何処に行ってしまったのか。

何処に行ったかと言うと、「みんなの党」だったりします。
ここの主張(アジェンダ)ですが、
Ⅰ.増税の前にやるべきことがある!
―まず国会議員や官僚が身を切るべき―
Ⅱ.世界標準の経済政策を遂行し、生活を豊かにする!
―名目4%以上の成長で10年間で所得を5割アップ―
Ⅲ.「地域主権型道州制」で格差を是正する!
―「3ゲン」を移譲し、消費税は地方の財源に―
Ⅳ.激動する国際環境を踏まえた戦略的な外交を!
―日米同盟を基軸に国民や国土はとことん守る―
Ⅴ.財源はしっかり手当てする!
―埋蔵金は3年間で少なくとも30兆円―
これって、野党時代の民主党の主張に似ていますね。
ということで、2009年のマニフェストから「5つの約束」という部分を持ってきました。
 
民主党の5つの約束 
1 ムダづかい 
国の総予算207兆円を全面組み替え。 
税金のムダづかいと天下りを根絶します。 
議員の世襲と企業団体献金は禁止し、衆院定数を80削減します。 
2 子育て・教育 
中学卒業まで、1人当たり年31万2000円の「子ども手当」を支給します。 
高校は実質無償化し、大学は奨学金を大幅に拡充します。 
3 年金・医療 
「年金通帳」で消えない年金。 
年金制度を一元化し、月額7万円の最低保障年金を実現します。 
後期高齢者医療制度は廃止し、医師の数を1.5倍にします。 
4 地域主権 
「地域主権」を確立し、第一歩として、地方の自主財源を大幅に増やします。 
農業の戸別所得補償制度を創設。 
高速道路の無料化、郵政事業の抜本見直しで地域を元気にします。 
5 雇用・経済 
中小企業の法人税率を11%に引き下げます。 
月額10万円の手当つき職業訓練制度により、求職者を支援します。 
地球温暖化対策を強力に推進し、新産業を育てます。 
直近のマニフェストなので一見似ていないようにも見えますが、このころの民主党の主張を思い出すと… 既視感のある方も多いと思います。

これだけ類似されてしまうと、ちょっと選ぶのに困りますが…
・プライマリーバランスの黒字化
・産業振興
・国益の為の外交
を保障してくれるなら喜んで投票するのですけどねぇ。
ちなみに、この3項目。小泉時代に比較的強化された内容です。





尚、筆者は政治に宗教が絡むのに納得がいかないので、公明党・幸福実現党は選択肢に存在しません。

0 件のコメント:

コメントを投稿