2011年4月17日日曜日

瀬戸陶祖まつり

去年もこのお祭りに行ってきましたが、今年もまた一通り見てまわってきました。
震災の影響か、多少店や屋台が減った気がしましたがそこそこの人出。
ここまではほぼ去年と同じでした。

・・・というのも、今日(日曜)は統一地方選の後半(?)の選挙期間にあたるらしく、まつりの会場周辺に候補者が殺到したのです。
殺到、というと誇張と取られるかもしれませんが、選挙カーが「すれちがう」のではなく「同じ方向に3台走ってる」というレアなものを見てしまったので・・・
そして、選挙カーの来ない商店街では候補者+数名の集団と2回遭遇。
市長選と市議選なので政策よりも知名度勝負なのか、名前を連呼して「よろしくおねがいします」。 ただそれだけでした。
何をよろしくすればいいやら? ですね^^;


そんなところを歩いていてふと思ったこと。
瀬戸市は13万人くらいの人口がある、そこそこの規模の自治体です。
しかし、いまひとつ活気がありません。
祭りを見ていて思ったのですが、陶器という「入れ物」は売っていても中に入れるものはノータッチなのです。
筆者はお茶好きなのですが、淹れる際に使用する器の素材などによってお茶の味は大きく変わります。
素焼きで淹れると丸くやわらかい味に、陶磁器やガラスなどのつるつるした素材で淹れるとシャープな感じに、という具合です。
器によってお茶が変わるなら、お茶に合わせた器を作る地域になれば活気が出るのでは?
などと思ったのです。

ちなみに、自分好みの茶道具を作らせた人物は500年くらい前に存在しています。
織部焼の古田織部ですね。
また、北大路魯山人は食事と器の両方を自ら作っていたので有名ですが、そこまで突き詰める必要はなく・・・

・有名なラーメンやB級グルメの入賞などには遠くても現地に行って食べようとする人が少なからず存在する
・自分のイメージする器を使って料理を出したい料理人を呼び込める
・人と物の流れを良くする事で他の店(生活に直接必要ではないものを扱う店)が増える
・市街地の拡大と発展につながる?

と、なるといいなぁ、などと考えてしまいました。
直近では、窯元(?)への協力取り付けと、店を出す人への優遇(格安家賃で店を出せるようにする、など)が必要になりそうですが・・・
文字に起こしてみて、思いつきレベルなんだなぁ、と再認識させられました。

そのへん、候補者さんたちはどう考えているんでしょうね?
のんびりしたところがあるのは長所ですが、寂れている感のある商店街が町の真ん中にあるわけで・・・
それ以前に「がんばります」としか言わないのでは何もわかりませんけどね^^;

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