去年もこのお祭りに行ってきましたが、今年もまた一通り見てまわってきました。
震災の影響か、多少店や屋台が減った気がしましたがそこそこの人出。
ここまではほぼ去年と同じでした。
・・・というのも、今日(日曜)は統一地方選の後半(?)の選挙期間にあたるらしく、まつりの会場周辺に候補者が殺到したのです。
殺到、というと誇張と取られるかもしれませんが、選挙カーが「すれちがう」のではなく「同じ方向に3台走ってる」というレアなものを見てしまったので・・・
そして、選挙カーの来ない商店街では候補者+数名の集団と2回遭遇。
市長選と市議選なので政策よりも知名度勝負なのか、名前を連呼して「よろしくおねがいします」。 ただそれだけでした。
何をよろしくすればいいやら? ですね^^;
そんなところを歩いていてふと思ったこと。
瀬戸市は13万人くらいの人口がある、そこそこの規模の自治体です。
しかし、いまひとつ活気がありません。
祭りを見ていて思ったのですが、陶器という「入れ物」は売っていても中に入れるものはノータッチなのです。
筆者はお茶好きなのですが、淹れる際に使用する器の素材などによってお茶の味は大きく変わります。
素焼きで淹れると丸くやわらかい味に、陶磁器やガラスなどのつるつるした素材で淹れるとシャープな感じに、という具合です。
器によってお茶が変わるなら、お茶に合わせた器を作る地域になれば活気が出るのでは?
などと思ったのです。
ちなみに、自分好みの茶道具を作らせた人物は500年くらい前に存在しています。
織部焼の古田織部ですね。
また、北大路魯山人は食事と器の両方を自ら作っていたので有名ですが、そこまで突き詰める必要はなく・・・
・有名なラーメンやB級グルメの入賞などには遠くても現地に行って食べようとする人が少なからず存在する
・自分のイメージする器を使って料理を出したい料理人を呼び込める
・人と物の流れを良くする事で他の店(生活に直接必要ではないものを扱う店)が増える
・市街地の拡大と発展につながる?
と、なるといいなぁ、などと考えてしまいました。
直近では、窯元(?)への協力取り付けと、店を出す人への優遇(格安家賃で店を出せるようにする、など)が必要になりそうですが・・・
文字に起こしてみて、思いつきレベルなんだなぁ、と再認識させられました。
そのへん、候補者さんたちはどう考えているんでしょうね?
のんびりしたところがあるのは長所ですが、寂れている感のある商店街が町の真ん中にあるわけで・・・
それ以前に「がんばります」としか言わないのでは何もわかりませんけどね^^;
2011年4月12日火曜日
大連立?
久々の投稿です。
3月中旬にはこのネタがあったのですが、地震で情勢が一変しましたので書き込みを控えていました。
4月になって落ち着いてきた頃に会社の研修会での発表があり、書き込みどころではなく・・・
発表内容(HTML5)ネタは折を見て少しずつ書き込む予定です。
さて、本日のお題 「大連立」 ですが、一応言葉の定義から。
大連立(だいれんりつ)とは、議院内閣制の国家における連立政権(2つ以上の政党が連立して内閣を構成する政権)の特殊な一形態。政権を安定させることを主な目的に、議会の第1党と第2党による連立政権を指す。
相変わらずwikipediaよりの引用です。
大連立、と言っても連立政権の一種に過ぎないというわけです。
しかしながら、今の日本の政党勢力を考えると大連立は実に危険な手段だといえます。
いつの頃からか、「二大政党制」を志向してきたことにより、議会の第1党と第2党で勢力を二分する形が常になっています。
この状態で大連立を行うと、独裁を行うことも可能です。
(参考までに、ナチスドイツの下地の一つに、WWⅠ敗戦後の極限状態と連立の常態化、大統領権限の強さが上げられます)
そこまでする度胸は民主党にないと思いますが(小沢一郎は例外)、「健全な野党」としての立場を保っている現在の自民党は良い選択をしていると思います。
ぐっと程度を下げまして、政争がらみの話です。
震災後の大連立の話は、国家の危機という一点では正しいのですが、民主党の姿勢が最大の問題だったと考えられます。
子供手当てに代表される「急を要さない重要法案」を取り下げなかったのです。
震災直前の問題(政治資金関連)もありましたので、これでは菅内閣延命の為の大連立と取られるのは必至です。
マスコミはひっそりと民主贔屓をしているようですが・・・ 利の面からも、筋からも、大連立をやったら自民党がつぶれます。
また、民主党には悪い前例があります。
宮崎の狂牛病についてまとめたサイトを見るとわかりますが、狂牛病発生当初から自民党は具体的な対策を複数回にわたって提案していたそうです。
この対策は昔(10年くらい前)の狂牛病の際の経験を元にしたものと言われています。
提案を受けた民主党は・・・ これを取り上げなかったそうです。
結果はご存知の通り、宮崎の畜産が消滅するかというレベルの被害だったわけで。
これと同じことを今回の震災でも・・・ すでにやっているような気がしますが○| ̄|_
そして、指揮命令系統がグダグダであること。
やたらと対策本部なりなんなりが乱立状態で、誰が責任を持って対応しているのかが見えない状態です。
システム開発でもTopが見えない状態では現場が締まらないことがありますが、炎上してるプロジェクトがそんな状態だったらどうなるかは火を見るより明らかです。
現状で有効な対策としては・・・
立法の停止とか随分と過激なことを書いていますが、そんな暇があったら震災対策をやれよ、ということですね。
「去年と同じで」というのは手抜きもいいところですが、それくらいのことをしないと震災対策を行うリソースがないと思います。
あまり纏まっていませんが、この先どうなるのかと悶々としているより良いかと思って書いてみました。
3月中旬にはこのネタがあったのですが、地震で情勢が一変しましたので書き込みを控えていました。
4月になって落ち着いてきた頃に会社の研修会での発表があり、書き込みどころではなく・・・
発表内容(HTML5)ネタは折を見て少しずつ書き込む予定です。
さて、本日のお題 「大連立」 ですが、一応言葉の定義から。
大連立(だいれんりつ)とは、議院内閣制の国家における連立政権(2つ以上の政党が連立して内閣を構成する政権)の特殊な一形態。政権を安定させることを主な目的に、議会の第1党と第2党による連立政権を指す。
相変わらずwikipediaよりの引用です。
大連立、と言っても連立政権の一種に過ぎないというわけです。
しかしながら、今の日本の政党勢力を考えると大連立は実に危険な手段だといえます。
いつの頃からか、「二大政党制」を志向してきたことにより、議会の第1党と第2党で勢力を二分する形が常になっています。
この状態で大連立を行うと、独裁を行うことも可能です。
(参考までに、ナチスドイツの下地の一つに、WWⅠ敗戦後の極限状態と連立の常態化、大統領権限の強さが上げられます)
そこまでする度胸は民主党にないと思いますが(小沢一郎は例外)、「健全な野党」としての立場を保っている現在の自民党は良い選択をしていると思います。
ぐっと程度を下げまして、政争がらみの話です。
震災後の大連立の話は、国家の危機という一点では正しいのですが、民主党の姿勢が最大の問題だったと考えられます。
子供手当てに代表される「急を要さない重要法案」を取り下げなかったのです。
震災直前の問題(政治資金関連)もありましたので、これでは菅内閣延命の為の大連立と取られるのは必至です。
マスコミはひっそりと民主贔屓をしているようですが・・・ 利の面からも、筋からも、大連立をやったら自民党がつぶれます。
また、民主党には悪い前例があります。
宮崎の狂牛病についてまとめたサイトを見るとわかりますが、狂牛病発生当初から自民党は具体的な対策を複数回にわたって提案していたそうです。
この対策は昔(10年くらい前)の狂牛病の際の経験を元にしたものと言われています。
提案を受けた民主党は・・・ これを取り上げなかったそうです。
結果はご存知の通り、宮崎の畜産が消滅するかというレベルの被害だったわけで。
これと同じことを今回の震災でも・・・ すでにやっているような気がしますが○| ̄|_
そして、指揮命令系統がグダグダであること。
やたらと対策本部なりなんなりが乱立状態で、誰が責任を持って対応しているのかが見えない状態です。
システム開発でもTopが見えない状態では現場が締まらないことがありますが、炎上してるプロジェクトがそんな状態だったらどうなるかは火を見るより明らかです。
現状で有効な対策としては・・・
- マニフェストの停止と必要最低限を除く震災関連以外の立法の停止
- 内閣総理大臣が方針を明示し、各大臣が行政機関に具体的な指示を行うことで震災対策を行う
- 意見を聞くだけの機関は設置しない
- 特命大臣は不要。人手が必要なら政務官の増員で実務をまわす
- 復興にかかる費用の概算を算出し、補正予算算出の基礎資料を作成する
立法の停止とか随分と過激なことを書いていますが、そんな暇があったら震災対策をやれよ、ということですね。
「去年と同じで」というのは手抜きもいいところですが、それくらいのことをしないと震災対策を行うリソースがないと思います。
あまり纏まっていませんが、この先どうなるのかと悶々としているより良いかと思って書いてみました。
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